梅毒-写真(画像)・症状・検査・治療
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梅毒の母子感染

梅毒の母子感染

 

梅毒には、先天性梅毒と後天性梅毒があります。


梅毒の母子感染を先天性梅毒というようですが、最近では梅毒自体が減少傾向にあるので、梅毒の母子感染は少ないといわれています。


また、最近は、妊娠初期に全ての妊婦さんに対して、梅毒の血清反応検査が行われるため、万が一陽性だったとしても、早期治療で、梅毒の母子感染はほとんど見られなくなったようです。


梅毒の母子感染経路は経胎盤感染です。梅毒は母体から胎盤を通して胎児に感染するため、胎盤が完成する妊娠15週前に治療を受ければ、赤ちゃんへの影響は問題ないようです。

 

胎盤完成後は胎児感染を起こし、梅毒の感染時期や感染力の強さ、治療の状況によっては流産、早産、胎児死亡や先天性梅毒児の恐れがあります。


母子感染による先天梅毒は、発症時期によって、胎児梅毒、乳児梅毒、遅延梅毒にわけられているようです。


胎児梅毒は、胎児期に発症して胎児水腫により、死産、流産、生後早期の死亡の可能性があります。


乳児梅毒は、生後1ヶ月頃、鼻炎、皮膚の発疹、骨の変化が出現し、四肢運動の低下の症状が現れるようです。


遅延梅毒は、学童、思春期になって発症し、骨、皮膚、粘膜、内臓に病変が認められます。


梅毒の母子感染は自分だけでなく、子供にも悲劇をもたらしますので、妊娠中は梅毒に感染するような行為はおこなわないことが一番の予防法です。


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